ヨハン早稲田キリスト教会で行われた、スキット(寸劇)の台本(シナリオ)をご紹介。

種蒔く人

 2011年10月9日 ヨハン早稲田キリスト教会16周年記念礼拝で捧げられたスキット


忍耐深く、焦らず、種を巻き続けましょう。いつか必ず、収穫の日が来ると信じて感謝して。 


夫:A

妻:B

老人:C


=====


(夫婦が畑を耕している)

老人:お?い、あんたたちかね、最近越してきた若い家族っつーのは?

(夫婦 手を止めて)

夫:あっ、はい。どうもはじめまして。○○と申します。こっちは、妻の○○です。

老人:わしはこの村のもんだ。その手つきだと、野良仕事は始めてかい?

夫:お恥ずかしいですが・・・

老人:なぁに、恥ずかしいことなんてない。誰だって最初は始めてだ。ひとつ私にあんたちを手助けさせてはくださらんかな?

妻:はい!ぜひ、お願いします。いろいろ教えてください。

老人:よし、任せなさい。わしのいうとおりにすれば、秋にはり?っぱな収穫が期待できる。

夫:それはすばらしいね。

妻:ええ、楽しみです。

老人:まずは、畑の耕し方からだが、・・・・・

 

(声無しで、畑を耕し、種をまく)

 

ナレーション:都会から越してきた若い夫婦が、こうして田舎で新しい暮らしをスタートさせました。数日後・・・

 

夫:なんてことだ!畑がめちゃくちゃじゃないか!

妻:あんなに一生懸命に種をまいたのに!どうしましょう・・・

(老人登場)

老人:どうかなさいましたか?

夫:見てください、畑がめちゃくちゃなんです!

老人:おぉ、おぉ。やられましたな。

妻:やられた?何に?

老人:鹿じゃよ。鹿。鹿に種を食われたんじゃなぁ。

妻:食われたんじゃなぁ・・・って、そんなぁ

老人:まぁまぁ、また蒔けばいい。そう落ち込むな。

 

(再び、種を蒔く)

 

ナレーション:そして、夏がやってきました。

 

妻:ねぇあなた!見て!こんなに畑が真っ青!きっと秋には収穫できるわね。

夫:おい!こっちを見ろ!何だこれは!?葉っぱが・・・はやくあのじいさん(もしくはばあさん)を呼んできてくれ!

妻:はい。
(老人を連れてくる)早く来てください!

老人:おい!なんだ!老人をもっとやさしく扱わんか!はぁ(ため息)
どうしたって言うんだ!

夫:これを見てください!葉っぱがみんな真っ白だし、穴開いてるし!

老人:見ればわかるだろう。虫にやられたんだよ!

夫:はぁ・・・せっかくここまで育ったって言うのに

老人:まぁた落ち込む!あんたはすぐに落ち込むなぁ。ここはだめでもあっちは大丈夫だろう!生き残ってるものがあるんだから少しは感謝せんか!このばか者!ほれ、だめになったところの手入れをしなされ。

妻:ばか者!って、そんないい方しなくても・・・とにかく、あなた、あのおじいさんの言うとおり、あっちが残ってるんだから感謝しましょう。

 

ナレーション:さらに、秋が来て、いよいよ収穫の時期が来ました。

妻:おかしいわね。ぜんぜん実がなってないし、こっちは枯れてる

夫:じいさんを呼んでくる

老人:今度は何だね。

夫:見てくださいよ。これ。

老人:あぁ、今年の夏は暑かったからな。焼けちまったな。

夫:結局、収穫はこれだけか。はぁ・・・やっぱりだめなのかな・・・やめようかなぁ

妻:そうねぇ

老人:何を言っておる、はじめてなんだろ?わしが何年やってここまで来たと思ってるんだ?たった一年で簡単にできると思ったら大間違いだよ。

夫:「わしのいうとおりにすれば、今年の秋にはり?っぱな収穫が期待できる。」って言ったじゃないですか!

老人:なに?そんなことは言っておらん!

夫:確かに言いましたよ。

老人:わしはなぁ、「秋には」収穫が期待できると言ったんじゃ、「今年の秋」とは言っておらん。

夫:はぁ(ため息)

老人:だいたいあんたはいつも焦りすぎなんじゃ。鹿に種を食われたときも、害虫にやられたときも、間髪いれずわしを呼びにきおった。すぐにたくさん収穫できると思ったんだろう。それでもなぁ、これだけは確かに収穫できた。すばらしいじゃないか!少しは感謝せい!

妻:そうね。確かに、これだけ収穫ができたわ。

老人:ここから種を取ってまた蒔くんじゃよ。たった一つの小さな種がたくさんの実りを与えてくれる。来年はもっとたくさん収穫できるじゃろ。

 

ナレーション:そして、2年・3年と年月が過ぎたある秋。

 

夫:うわぁ?!すごい、こんなに収穫できたのは初めてだ!あのじいさんの言うとおり、あきらめなくて良かった。

妻:本当ね。どれもみんなおいしそう。あの時、おじいさん、あなたに「焦りすぎ」って言ったけど、その通りだったわね。何事も忍耐が必要なのね。

夫:あぁ、忍耐の末にこんなに収穫ができるんだからね。さて、ここからまた種を取って、また来年蒔こう。きっと、次はもっと多くの収穫ができる!

妻:そうね。そうだ、おじいさんにお礼しなくちゃ。収穫したもの、持っていきましょう。

夫:そうだね。

 

ナレーション:16年間、忍耐し、愛を注いで私たちの教会を導いてくださった父なる神様に感謝します。その実りである皆さんを通して、さらにたくさんの実を結び成長していきましょう。

「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。わたしたちは神のために力を合わせて働くものであり、あなたがたは神の畑、神の建物なのです。」(?コリント3:69


種蒔く人



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このページは、ヨハン早稲田キリスト教会が2011年11月12日 02:43に書いたブログ記事です。

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