ヨハン早稲田キリスト教会で行われた、スキット(寸劇)の台本(シナリオ)をご紹介。

Just Come to Church!

ヨハン早稲田キリスト教会で行われたスキットの一つ。
一体誰が、あなたの人生の指南役になってくれるのでしょうか。。。

2002.4.28


登場人物

学生
金持ち
酔っぱらい
運転手
学者

=====


(飛行機の音と共に学生が羽田空港に到着)

学生:うわぁー、ここが東京かぁ。人がいっぱいいるなあ。うちの田舎とはえらい違いだよ。

ところでこれからどこにいけばいいんだろうか?
あっ、そうだ、僕の新しい下宿先に行くんだった。

確か住所は...(かばんから紙を取りだす)...東京都新宿区北新宿...とりあえず新宿行きのバスに乗ればいいんだな。

バス乗り場はどこかな...あっ、あっちみたいだ。行ってみよう。(学生、去る)


(リムジンバスの車内。そこにはぶつぶつ不満を言っている金持ち、学者、酔っぱらいがいる)

金持ち:おい、まだ出発しないのか?会議に遅れちゃうじゃないか。まったくもう。

運転手:出発までもう少々お待ち下さい。

学者:そんな駄々をこねてないで、暇があったら本でもお読みになったら(熱心に本を読んでいる)

酔っぱらい:(隅で寝ていたが、怒って起きてしまう)ちょっと、眠れないじゃないか!

人がいい気持ちで寝てるっていうのに。静かにしてくれよ。(また寝る)


学生:(登場)あのう、すいません、このバス新宿に行きますか?

運転手:ええ、行きますよ。さあ、早くお乗り下さい。

運転手:皆さん、シートベルト締めました?それでは出発します。(ブルン、ブルン)

学者:学生さん、荷物こっち置いたら?

学生:あっ、ありがとうございます。何の本をそんなに熱心に読んでるんですか...(用心深く)学生なんですか?

学者:私は永遠の学生なの。人生というものは生・涯・教・育なのよ。終わりのない教育という考え方ね。
今回、博士号を取得したんだけど...まだまだ先は長いわ。

学生さんも、学生という身分を忘れて、一生懸命勉強しなさい。

それが人生なのよ。


運転手:学者さん、今幸せですか?

学者:人生というものは、いつでも苦しみが伴うものよ。時々幸せを夢見ることもあるけどね...

学生:そうなんですか。じつは僕...これから大学生活をどのようにして過ごしたらいいのか悩んでるんです...

金持ち:(皮肉りながら)生涯教育か...知ったかぶりの言葉だな。

学者:何ですって!?...(軽蔑し)無知なくせに。

金持ち:何だと...無知!

酔っぱらい:(二人を制して)まあまあ、似た者同士はよく喧嘩するもんだ...(酒を取り出し)まあ、一杯飲みながら、
腹を割って話そうか。人生はいくつになっても互いに争うものなのさ。

金持ち:学生さん。

学生:はい。

金持ち:(学者を見ながら)さっき、俺がとても興奮してしまったが、あんたに言っておきたいことがある。

学生:(期待して)何ですか?

金持ち:(お金を数えながら)世の中は力の原理でできている。

つまり、食べなければ食べられちまうし、奪わなければ奪われちまうっていう意味さ。

金こそ人生における最高の目的であり、偉大なる力。

金で買えないものは何一つないのさ。生涯教育だって...(皮肉って)一生、金を稼いだほうがよっぽどいいよ。

学者:何ですって?

学生:実は僕も、お金をいっぱい稼ぎたいんですよ。

金持ち:お前。世間の渡り方をよく知ってるなぁ。

いいか、大学では一生懸命遊ぶんだ。そうすれば必ずチャンスがやって来るから。

酔っぱらい:(金持ちの真似をして)学生さん。

学生:はい。

酔っぱらい:さっき、俺がとても興奮してしまったが、あんたに言っておきたい事がある。

学生:何ですか。

酔っぱらい:世の中は酒の原理でできている...

飲まなければ酔うことはできないし、酔わなければ生きていくことはできない...

飲んでも飲んでも尽きることのない(酒を取り出す)この酒とそっくりなんだな、これが。ははははは。

運転手:東京にはいついらっしゃったんですか。

酔っぱらい:実は俺も20年前に大学に入学するために上京してきたんだ。

大学でやりたいこともいっぱいあったんだけど、

夜間の運転アルバイトをするようになってから大学の授業がおろそかになっちまったのさ。

その時生活に虚しさを感じて、酒を飲むようになって...こんなのになっちまった。

学者:私は6年間、ずっと図書館で生活してきた。本と自分自身との戦いだったわ。

(運転手に)あなた、さっき私に幸せかって聞いたでしょ。わからないわ...何が幸せなのか...

確かなことは、博士号取得と幸せとは全く関係がないということかしら...

金持ち:こうやってみると、金じゃ買えないものもあるんだなぁ。幸せかぁ...

俺は12年前に東京にきて、大学を卒業し、就職して、結婚し、一生懸命働いた。朝も昼も夜も。

それこそ仕事の虫だったさ。会社でも評価を受け、昇進した。

もちろん、物質的に困ったことなんてなかった。

しかし、幸せだと考えていたうちの女房が、ある日突然「もう、こんな虚しい生活はやめにしましょう」って

言いだしたんだ。おれは訳がわからなかった...一体...幸せってどこにあるんだろう...

学生:そうですね、幸せってどこにあるんですかね。

運転手:私がそれがあるところに連れてって差し上げましょうか?

全員:本当ですか!?

運転手:さあ、しっかり掴まって下さい。行きますよ。ブルーン!!

(VTR:運転手が4人を教会に案内して楽しく過ごす)

CopyRight (c) 2011  ヨハン早稲田キリスト教会 All Right Reserved 

このブログ記事について

このページは、ヨハン早稲田キリスト教会が2011年11月23日 23:23に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「本当の充実感」です。

次のブログ記事は「真実の愛 」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。